夏のヒグラシ2018年08月25日

尋常じゃない暑さが日常だった今年の夏。
ようやく少しずつトーンダウンしてきましたね。

私事ですが、この夏に、親族を2人亡くしました。
1人は、昨年大きな手術後そのまま意識が戻らず、回復の祈り届かず、
静かに命を終えました。
そして、もう1人の方は、まるでその人を追うように、突然発覚した病に、あっという間に連れて行かれました。

2人とも、私の親世代の方で、ずっと親戚の子として可愛がられ、
その分少し距離感もあったのですが、
ここ数年は仕事を通じてお話する機会も出来、改めてその人の人となりを尊敬していました。
もう、お話する機会が無いのかと思うと、まだやりきれなさを感じます。

去年から、私自身そして親族の周りでは
大きな病気が見つかったり、その治療が続いたり、そんな出来事が多くあります。
なんと私も、例の歯の病気から続いている鼻の治療の進行が悪く、
10月には入院&手術になってしまいました。
1週間弱とはいえ、入院なんて、お産の時しか経験無いよ!

見方によっては不運続きなのかもしれませんが
タイミングだと思います。
多かれ少なかれ、誰もが迎えることがあります。

とても大切な人を失ったけれど、その人の存在が消えたわけじゃない。
これからも、大切に想っていきたいです。

息子は始めての葬儀を体験しました。
年に2回、神社のお祭り行事で集まっていたので、子ども達はすっかりそのノリ。
再開できて、一緒の時間を過ごせて、無邪気に喜んでいました。
それでも、自分を可愛がってくれた人の最後の姿を、きっと覚えていてくれると思います。
大人達は、そんな子どもの姿に、ほっとしています。
世代が繋がっていくのを感じるのは、こんな時なのかもしれません。