人生フルーツと多拠点居住 ― 2018年02月08日
ひさしぶりに、とりとめのない事柄を書きます。
(ここは閲覧者がほとんどいないので、自分の考えをまとめるのに最高。)
最近見た映画と本から、インスピレーションが沸きました。
「人生フルーツ」という映画、そして多拠点居住に関する書籍です。
両者に直接的な繋がりは全くありません(笑)
ただ、今その二つを同時期に目を通した事で
自分の中に化学反応が起きました。
すごく個人的で、まだ誰かに話すレベルのことではないですが。
映画はとても素敵なご夫婦の物語で、観る側の捉え方が多様にできるドキュメンタリーです。
私はその中で、主人公である建築家が、自分の想いと違う方に動いてしまった出来事とその方が感じられた挫折感、
その後の人生の歩み方にとても惹きつけられました。
人がその後どう動くかは自分次第なのだと、痛いほど感じました。
その痛みを感じたことで、自分自身もようやく動ける状態に戻ってきた(再生されてきた)ことを感じたような気がするのです。
私は、この先どうしたいのだろう。
一つは、失ったものを別の形で再生させたい。
また、それとは別に生まれてきた繋がりを、応用形のようにつないでいきたい。
その手段として「多拠点居住」は改めて自分にとって有効なのではという思いです。
昨年移転した宮崎事務所は、一応私の連絡先として機能していますが
そこ自体を拠点として動ける状況に今ありません。
宮崎や九州の仕事を継続的にいただいている現状として、この状況は不便です。
自分が動ける拠点を宮崎に持ちたい。
そして、そこは自分の仕事のポリシーを反映している場所であること。
そのように持って行きたい。
名古屋事務所は、ひとつの完成形になってきました。
(ウッドデッキ&カーポートがまだだけど)
自分の設計信条を出し、暮らしやすく、人の行き来もしやすく、仕事もしやすい。
でも、ここだけに留まっていればOKではないようにも感じます。
拠点は1つでないといけないなんてない。
必要に応じていくつか持つことが出来る、と考えられたら
すごく自由度が増す気がします。
そんなことをつらつら思いつきながら、わくわくし始めてます。
(ここは閲覧者がほとんどいないので、自分の考えをまとめるのに最高。)
最近見た映画と本から、インスピレーションが沸きました。
「人生フルーツ」という映画、そして多拠点居住に関する書籍です。
両者に直接的な繋がりは全くありません(笑)
ただ、今その二つを同時期に目を通した事で
自分の中に化学反応が起きました。
すごく個人的で、まだ誰かに話すレベルのことではないですが。
映画はとても素敵なご夫婦の物語で、観る側の捉え方が多様にできるドキュメンタリーです。
私はその中で、主人公である建築家が、自分の想いと違う方に動いてしまった出来事とその方が感じられた挫折感、
その後の人生の歩み方にとても惹きつけられました。
人がその後どう動くかは自分次第なのだと、痛いほど感じました。
その痛みを感じたことで、自分自身もようやく動ける状態に戻ってきた(再生されてきた)ことを感じたような気がするのです。
私は、この先どうしたいのだろう。
一つは、失ったものを別の形で再生させたい。
また、それとは別に生まれてきた繋がりを、応用形のようにつないでいきたい。
その手段として「多拠点居住」は改めて自分にとって有効なのではという思いです。
昨年移転した宮崎事務所は、一応私の連絡先として機能していますが
そこ自体を拠点として動ける状況に今ありません。
宮崎や九州の仕事を継続的にいただいている現状として、この状況は不便です。
自分が動ける拠点を宮崎に持ちたい。
そして、そこは自分の仕事のポリシーを反映している場所であること。
そのように持って行きたい。
名古屋事務所は、ひとつの完成形になってきました。
(ウッドデッキ&カーポートがまだだけど)
自分の設計信条を出し、暮らしやすく、人の行き来もしやすく、仕事もしやすい。
でも、ここだけに留まっていればOKではないようにも感じます。
拠点は1つでないといけないなんてない。
必要に応じていくつか持つことが出来る、と考えられたら
すごく自由度が増す気がします。
そんなことをつらつら思いつきながら、わくわくし始めてます。
コメント
_ aiarchi555 ― 2018年02月10日 12時45分36秒
_ nanaki ― 2018年02月14日 20時11分49秒
aiさんお久しぶりです。
コメントありがとうございます。
実は私もaiさんの近況が気になっていたところです。
人生フルーツ、恥ずかしながら身近にこんな建築家がいらっしゃったとは全然知りませんでした。地元のTV局が骨太に作品を作っているのに心打たれました。
自分が全面に強く感じたのは、ご主人の建築家としての生き方の部分です。
自分も気づけば人生の半分が建築と共にある年齢になったからでしょうか。
そして、奥様が実はかなりの強者ですよね。
生半可には入っていけないスローライフを、見事モノに出来る方は、そうはいらっしゃいません(笑)
多拠点ですが
今の若い方達のように、自由な視点で、自分に合う形で進めることができたらいいなと思ってます。
近々もどる予定なので、タイミングが合えば、ぜひまたお話しましょう!
コメントありがとうございます。
実は私もaiさんの近況が気になっていたところです。
人生フルーツ、恥ずかしながら身近にこんな建築家がいらっしゃったとは全然知りませんでした。地元のTV局が骨太に作品を作っているのに心打たれました。
自分が全面に強く感じたのは、ご主人の建築家としての生き方の部分です。
自分も気づけば人生の半分が建築と共にある年齢になったからでしょうか。
そして、奥様が実はかなりの強者ですよね。
生半可には入っていけないスローライフを、見事モノに出来る方は、そうはいらっしゃいません(笑)
多拠点ですが
今の若い方達のように、自由な視点で、自分に合う形で進めることができたらいいなと思ってます。
近々もどる予定なので、タイミングが合えば、ぜひまたお話しましょう!
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数少ない??(おっと失礼)閲覧者のうちの一人です。
人生フルーツは、私も見ました。たまたま付けたTVでやっていました。NHKのEテレのドキュメンタリー番組のなんかだったかな。
その後もまたたまたま付けた時にやっていて、2回も見てしまったのだ。
久野さんの地元名古屋のお話だから、それでなくても感情移入してしまいますよね。
社会の流れに飲まれて、意に反する仕事をしなくてはならない場面に立つことは、建築の仕事では珍しくないことなのかもしれません。大きな組織に居れば尚更のこと。だんだんそれに麻痺してしまうのも怖いしね。ゼネコンを辞めた私の中にも、少なからずそんな思いはありました。
自分の信念にブレずに生きることを選んだ建築家の姿は理想です。そうありたいと願い、私たちも、仕事の選び方もを考えて行かなければならない年齢になってきたのかもしれませんね。
私たちは、建築に携わっているけれど、一人の女性であり、母でもあります。仕事に没頭する旦那様を献身的に支える映画の中の奥様のように、日々の暮らしをゆっくりと丁寧に生きたいと思いつつも、現実的には日々仕事に追われています。その葛藤と挫折と焦りに押しつぶされそうになりながらも、時々味わえる大きな達成感で帳消ししながら、これまで頑張って来たように思います。
私個人的には、予定通りいけば、この春で子育て卒業です。
これから自分の人生をどうしたいのか、どう仕事に向き合っていくか、考え直す時期に来ているのかもしれません。
久野さんが「拠点」をまた、宮崎にも持ちたいと思っていらっしゃること、とても嬉しく思います。
自然豊かな場所の空き家をリノベして、名古屋とは別のもうひとつの拠点として活動している・・・そんな久野さんを勝手に想像してしまいました(笑)
ひとところに留まらず、いつもアクティブに活動する姿は、羨ましくもあり、ちょっぴり悔しくもあります(笑)。
長々とコメントしてごめんなさい。
宮崎に帰って来られたら、また会いましょう。