されどN値計算2009年01月16日

ハウスメーカーから、以前提出していた物件のN値計算の修正を2件分求められました。


確認申請の際、特例により構造図などは提出しませんが、施工会社が行う性能保証の認定のために検査機関に構造図を出すことが多く、その際柱脚柱頭の検討をN値計算法で行います。


その計算結果は、検査機関も自分達のソフトで再計算し、数値のチェックをするのですが、ソフトの特性の違いなどで若干数値が変わったりします。特に、出隅の柱の位置設定などを自動にしているとよく起こります。


しかし、今回の指摘は、出隅の柱の設定違いだけではなかった。
なんだろう・・とあちこち探していると、検査機関の使っているソフトでは、下階に柱がない場合の二階の柱の軸力を、隣の柱が負担するように考慮されているではないですか。


自分の使っている構造ソフトにはそんな機能は見当たらない。
サポートセンターに尋ねてみても、N値計算の場合には反映できないといいます。
第一、N値計算自体、簡易計算法だもんね~普通そこまで求めないことの方が多いです。
そこまでするなよ~とぼやきながらも、指摘がある以上対応しないわけにはいかないので、あちこち調べまくって、(財)日本住宅・木材技術センターの解説に基づいて、追加計算を加えました。


やれやれ。
それにしても、今回のことで一気にN値計算を理解したぞ。


しかしN値計算って、壁量計算以上許容応力度計算以下というか・・
非常に微妙な位置にあります。
でも、住宅クラスの物件を扱うなら、出来たに越したことはないです。
使用する金物も少なく出来るしね。